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■ 連載原稿カテゴリー カテゴリ「連載原稿」に投稿されたすべてのエントリのアーカイブのページが、新しい順番に並んでいます。 |
週刊新聞、France News Digest社/発行、1990年創刊
フランス在住の日本人向けに無料配布されている日本語の週刊新聞である。インターネットがまだ普及していなかった時代、OVNI、Jeudi Paris-Tokyoとともに、在フランスの日本人にとって日本のニュースを知るとともに、ヨーロッパのニュースを日本語で知るための貴重な情報源であった。
ニュース以外には個人情報を掲載する欄があり、帰国売り、アパートのバカンス貸し、ベビー・シッター募集などの情報が載っていた。在仏日本人の生活情報誌でもある。
なお、発行は週刊だが、わたしのコラム連載は隔週であった。
パソコン倶楽部
月刊誌、技術評論社/発行、1992年創刊
一般個人向けのパソコン雑誌だが、その後リニューアルされた。
技術的な解説よりもむしろ、パソコンやネットワークを生活や仕事に活用するノウハウ記事、先駆的な利用者のインタビューなどの読み物が充実していた。
The BASIC
月刊誌、技術評論社/発行、1983年創刊
パソコン雑誌のなかでは古株の一つだが、惜しまれつつ休刊となった。
誌名よりも「ざべ」の略称で親しまれていた。パソコンがまだ一部の人の趣味的な世界のことに創刊された雑誌で、「bit」や「日経バイト」とは違った意味でパソコン誌を代表する雑誌であった。
月刊誌、学習研究社/発行、1992年創刊
パソコン通信関係の雑誌としては古手だが、後にリニューアルされた。
パソコン通信サービス、とりわけNIFTY-Serveが一気に会員数を増やした時期に創刊された。技術解説だけでなく、ネットワークを生活に利用するノウハウの解説にも力を入れた誌面づくりをおこなっていた。パソコン通信の初期ユーザが雑誌制作にかかわり、担当の編集者やライターもパソコン通信利用者が多かった。
1990年代後半に入ると、通信の世界もインターネットが主役となることが明白になってきた。それに伴って誌面の中心もインターネットへと移行した。
1993〜1996年に「国会月報」にて掲載した原稿の内容目次です。
企業広報誌(月刊)、ダイフク広報部/発行
1985年創刊
輸送機械製造業者ダイフクの広報誌である。
一般消費者向けの製品を製造しているわけではないので、一般的な知名度はけっして高くないが、産業用機械のメーカーとしては非常に注目されている企業だ。とくに自動倉庫関係の機械では定評がある。三菱総研時代の先輩から執筆をバトンタッチされた。
Ellery Queen's Monthly Magazine
隔月誌、光文社/発行
1978年創刊
翻訳ミステリーの著名な雑誌だが、1999年で休刊となった。
なお、もともとEQMMは1956年に早川書房より創刊された。これは米国の《Ellery Queen`s Mystery Magazine(EQMM)》誌の日本語版である。巻頭には江戸川乱歩の翻訳による「魔の森の家」(カーター・ディクソン作)が掲載されている。この雑誌は1966年に《ハヤカワ ミステリーマガジン》と改称され、1977年にはEQMM誌との特約契約も解消された。
早川書房がEQMMとの特約を解消したすぐ後に光文社のEQMMが創刊された。創刊号の巻頭には、エラリー・クイーン自身のメッセージ(の日本語訳)が掲載されている。長らく、本国版EQMMの翻訳を独占的に担ってきたが、翻訳権交渉の更新がまとまらず、1999年に休刊となった。
月刊誌、ニフティ/発行、1987年創刊
ニフティ社の広報誌として創刊されたが、後に数回リニューアルを行い、この誌名の雑誌は現在存在しない。
有料の月刊誌であったが、NIFTY-Serve会員には無料で送付されていたので、ピーク時の発行部数は100万部を越えていたはず。ページ数は少なかったが、すがやみつる、武井一巳といった、この分野の先駆者による連載が創刊当初から掲載されており、記事はかなり充実していた。
その後、全会員への発送をやめて部数が落ち、リニューアルによってNIFTY-Serveのナビゲーション誌への転身をはかった。また、通信ネットワークの主役がパソコン通信からインターネットへ移行したのにともない、さらにインターネットを中心とした誌面に衣替えしている。