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2006年05月02日

Intel Mac上でWindows XPをセットアップする過程です。通常のXPインストール作業とおなじですが、MacOSに慣れた人には多少の違和感があるかもしれません。

Windows XPのセットアップ

作業ステップ(内容の詳細は各stepをクリック)
  1. Boot Campベータ版のインストールとWindows用パーティション設定(step1〜18
  2. Windows XPのセットアップ(step19〜31
  3. Windows XPのインストール(step32〜50
  4. Windows XPの再起動とデュアルブート(step51〜56

※ 画像をクリックすると、元の大きさの図版が別ウィンドウに表示されます。

再起動後、Intel MacはドライブのWindowsブート・ディスクを読み込む。ついさきほどまでMac OS Xが作動していたのだが、ここからはWindowsのセットアップ画面となる。いよいよ未体験ゾーンなのだ(笑)。
Windowsのセットアップを始める。ここではenterキーを入力する。
問題の一つ、キーボードの選択だ。Apple純正キーボードには「半角/全角キー」がないので、ここでは「s」キーを打って、「その他のキーボードの場合」を選択する。
メニューから「106 Japanese Keyborad (Including USB)」を選択し、enterキーを押す。その他のキーボードを選択したいときは、カーソルキーで移動させる。
キーボード選択の確認をしてくるので、間違いがなければ「y」キーを押す。
システムをインストールするパーティションを選択する。ここではカーソルキーを使って「C:パーティション3:[不明]」を選択し、Enterキーを押す。ディスク容量からわかるように、これがBoot Campアシスタントで確保したWindows用の領域だ。
なにやらごちゃごちゃ書いてあるが、要するにフォーマットせよ、ということ。ディスク領域をMacでも共有したいときはFATを選択する。ここでは「FATファイルシステムを使用してパーティションをフォーマット」を選択してEnterキーを押す。
割り当てた容量が2GBを超えていたので、32ビットのFAT(FAT32)でフォーマットするというメッセージが表示される。そのまま実行すればいいので、ここではEnterキーを押すのみ。
フォーマットが進行。ただし、ここでは「クイック」ではないほうを選んだので、けっこう時間がかかる(10分ぐらいだったか)。
フォーマット終了後にディスクの検査がおこなわれる。ここはひたすら待ち。
セットアップCDからHDDへとファイルのコピーがおこなわれる。ここもひたすら待ち。一瞬、フリーズかと思うこともあるが、待っていれば進行する。
Windowsの構成の初期化が始まる。ここもただひたすら待ち。ここでも一瞬、フリーズかと思うこともあるが、待っていれば進行する。
ここまでの作業が正常に終了すると、システムは再起動しようとする。Enterキーを押して再起動させてもよし、再起動を待っているのもよし。

Tips
Windowsをインストールする領域はパーティションで区切って確保するわけだが、Boot Campのすばらしいところは、すでにファイルがごちゃごちゃと存在するHDDであっても、十分な連続領域があればHDDを初期化する必要がない点だ。なので、たいていの場合は領域を確保できないことはないはず。もし不安なら、あらかじめフラグメンテーションを解消しておけば万全(だと思う)。いくつかのサイトを読むかぎりでは、ネットジャパンの「iDefrag」の評判が良さそうだ。
WindowsのHDDには、NTFSおよびFATの二種類のフォーマットが適用可能だ。通常、WindowsはNTFSを推奨している。しかし、FATフォーマットにすると、その領域はMac側からもアクセス可能となる。なので、データの共用を考えるなら、FATフォーマットを選択する。ただし、Windowsがサポートする32ビット版のFAT(FAT32)では、一つのパーティションについて最大32GBまでしか許容しないので、Boot CampアシスタントでWindows用パーティションの割当をおこなうときも、32GB以内にしておく必要がある。

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