about 江下ゼミ
ここで言及しているゼミとは、明治大学情報コミュニケーション学部において江下が担当する問題分析ゼミナールです。ゼミは非公開ですが、明治大学在学生にかぎり、見学を認める場合があります。席を確保する都合上、見学希望者は事前にかならず問い合わせてください。なお、通常のゼミ以外にも外部講師を招いた研究会を随時実施しています。こちらは外部に公開する場合があります。
連絡先:駿河台研究棟507号
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2010年度の問題分析ゼミ第16回の概要です。
日時:2010年9月28日 16:30~19:30
会場:明治大学リバティタワー6階1062教室
参加者:全22名 江下、内木G(6名)、西林G(5名)、稲川G(5名)、田邊G(5名)
欠席者:0名
輪講
(1)稲川班の発表
課題本: 田中洋/著『企業を高めるブランド戦略』
発表者:篠崎
範囲:序章
【発表の概要】
企業はブランドを企業価値を形成する「資産」として管理し、継続的に消費者や企業のブランドの対する関心を高め続けることが必要である。また、こうしたブランド価値を高め企業を強くするためにマーケティングが行われる。
発表者:上田
範囲:第一章
【発表の概要】
ブランドを意図的に育てるために戦略が必要とされ、企業は製品が売れ続ける仕組みづくりや消費者のブランドに対する認識のあり方をマネジメントする。ブランド戦略においてブランド理念が意思決定のベースになり、リーダーシップとマーケティング現場との対話が重要である。
(2)内木班の発表
課題本:石井淳蔵/著『ブランド—価値の創造—』
発表者:舘山
範囲:第一章
【発表の概要】
ロングセラー商品は偶然に生まれるものではなく戦略的な意図に基づいた産物である。ブランドは長期かつ国や文化圏を超えて生き続けるものであり、他と区別されたものとして育てる必要がある。また、ブランドか製品のどちらに基盤を置くかによって企業の組織や成長に変化を与える。
発表者:内木
範囲:第二章1~4
【発表の概要】
ブランドは技術軸と使用機能軸を用いて四つに分けられる。このうち使用機能従属的かつ技術機能従属的な製品指示型は新モデル発売により市場に革命をもたらす反面、新鮮さを失うのも早いという特徴をもつ。また使用機能従属的かつ技術横断的な技術横断型は共時的か通時的かによって二つに分けられる。
(3)田邊班の発表
課題本:小川孔輔/著『ブランド戦略の実際』
発表者:荒井
範囲:第一章1、2
【発表の概要】
企業にとってブランドとは固定客確保や品質保証など、さまざまな差別的優位性をもたらすものである。一方、消費者にとってのブランドとは商品に付加価値を与えるものであり、そのブランド名の再生知名度とマーケットシェアは相関している。
発表者:田邊
範囲:第一章3、第二章1
【発表の概要】
元来、ナショナルブランドをもつメーカーと流通業者は対立関係にあったが、プライベートブランド(PB)の成功によって相互補完的なPB商品開発を行うようになった。またブランド名とはイメージ形成において重要な役割をもつ。
発表者:小田
範囲:第二章2,3
【発表の概要】
ブランドは製品カテゴリーや使用状況などさまざまなものを連想させる。ブランドを拡張するための方策の一つとして、企業内か複数企業にわたるかという二軸を基に四つの戦略が存在し、これらを効果的に活用することが重要である。
(4)西林班の発表
課題本:阪本啓一『つまりこういうことだ!ブランドの授業』
発表者:西林
範囲:第一講
【発表の概要】
ブランドは直接商品名を指すのではなく「何をやっているか」という宣言であり一貫して保障される約束でもある。またそのブランドのメッセージが顧客のイメージに繋がることが必要だ。
発表者:嵯峨
範囲:第二講
【発表の概要】
ブランド構成要素とは価格やイメージ、ネーミングなど目に見えるものであり、商品は機能と付加価値(ブランドゾーン)から成り立つ。この二つのバランスをとることが大切であり、サービスにおいても同じことが言える。
以上
文担当:田邊班 秋山
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