about 江下ゼミ
ここで言及しているゼミとは、明治大学情報コミュニケーション学部において江下が担当する問題分析ゼミナールです。ゼミは非公開ですが、明治大学在学生にかぎり、見学を認める場合があります。席を確保する都合上、見学希望者は事前にかならず問い合わせてください。なお、通常のゼミ以外にも外部講師を招いた研究会を随時実施しています。こちらは外部に公開する場合があります。
連絡先:駿河台研究棟507号
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2013年度の問題分析ゼミ月曜グループ第8回の概要です。
日付2013年6月10日(月)16:20~21:00
会場:5、6限 明治大学リィバティータワー16階1168教室
参加者:16名
江下、高橋、亀ヶ谷G(5)、竹島G(5)、上杉G(4)
欠席者:1名
1 稲川さんによる就職ガイダンス
~具体的にやっておくこと~
就職四季報、業界MAPを読んで、企業の名前や動向を知る。
東洋経済、週刊ダイヤモンドを読んで、会社の過去、現在、未来について知る。
先輩が書いて下さった報告書を読んでおく。(場所は事務室入って右側)
oh-meijiで来訪企業の情報をチェック。
2 輪読
上杉グループ
課題論文『「担い手」から見た地域放送の現在』
発表者:小林
【発表の概要】
地域放送の役割・意義を検討するにあたり、2つの質問紙調査を手掛かりとして、地域放
送における制作活動、地域ジャーナリズムとの関わり、インターネットの活用、担い手の
養成を取り上げ、現状と課題を考察した。
竹島グループ
課題論文『振り込め詐欺と地域社会との関連性研究』
発表者:竹島
【発表の概要】
フィッシング詐欺は携帯電話の大衆化およびインターネットで広がっている。補食性の金
融業者によってそれらの不正行為に使用された電話番号と実際のコミュニティーの局所特
性の間の相関性を分析する。
亀ヶ谷グループ
課題論文『地域メディアとメディアリテラシー』
発表者:古神
【発表の概要】メディア・リテラシーの獲得を目指してテレビや新聞などのマスメディア
を分析し、その「意味」を深く読み解くことができるようになれば、それらのメディアか
ら得られない情報とは何かが必ず明らかになってくる。
3 ブックレビュー
吉田
堀井憲一郎『若者の殺しの時代』(2006)講談社現代新書
戦後日本を担ってきた大人たちの便利さの追求は、若者を窮屈な空間へと追いやる。
竹島
鳥賀陽弘道『Jポップとは何か‐巨大化する音楽産業‐』(2005)
Jポップはある音楽ムーブメントに名前がつけられたのではなく、音楽業界がマーケティン
グのためにつくられたジャンルである。
亀ヶ谷
今津孝次郎『教師が育つ条件』(2011)岩波新書
教師という存在が成り立つには、人とのつながりが必要不可欠である。
鈴木
岡本真一郎『言語の社会心理学』(2013)中公新書
人間のコミュニケーションには透明性錯覚がつきまとう。
紀井
石井淳蔵『マーケティングを学ぶ』(2010)ちくま新書
企業には生産志向から生活者志向への転換が必要である。
石原
宮地尚子『トラウマ』岩波新書
トラウマは周囲の関係によって回復できるかが決まってくる。
山中
東島誠『つながりの精神論』講談社現代新書
タテとヨコのつながりが交差し、また作用することで社会を変える力となる。
小林
原寿雄『ジャーナリズムの可能性』岩波新書
民主的に選ばれた権力の監視や民主主義を維持するためには、ジャーナリズムが独立する
必要がある。
古神
田中洋『企業を高めるブランド戦略』企講談社現代新書
企業を高めるためには、ブランドを管理すべき対象にマーケティング戦略をとっていく必
要がある。
遠藤
加藤隆『武器としての社会類型論』(2012)講談社現代新書
世界を5つにわけて、政治や経済などさまざまな諸問題に類型を適用することによって社
会問題を解決する手立てとなる。
上杉
長岡義幸『マンガはなぜ規制されるのか』(2010)平凡新書
青少年に有害なマンガの規制をめぐって長期に渡って討論されてきた。
リュウ
城繁栄幸『若者はなぜ3年でやめるのか?』(2013)光文社
経済・社会構造・環境は大きく変化しているが、働く価値観は以前昭和時代と変わってい
ない。
文担当:田辺
編集:遠藤
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