about 江下ゼミ
ここで言及しているゼミとは、明治大学情報コミュニケーション学部において江下が担当する問題分析ゼミナールです。ゼミは非公開ですが、明治大学在学生にかぎり、見学を認める場合があります。席を確保する都合上、見学希望者は事前にかならず問い合わせてください。なお、通常のゼミ以外にも外部講師を招いた研究会を随時実施しています。こちらは外部に公開する場合があります。
連絡先:駿河台研究棟507号
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2016年度の問題分析ゼミ第10回の概要です。
日時:2016年6月21日16:20~20:00
会場:リバティタワー13階1138教室 参加者:22名 江下、高橋、山本G(5)、塩野G(5)、竜石堂G(5)、檜垣G(5)
欠席者:1名
1.輪読
(1)檜垣グループ
課題本『ストリートファッション1945-1995』
発表者:佐藤、大西
発表範囲:1.2000 年代のストリートファッション 2.『ポパイ』について
【概要】
1. 貧富の格差が拡大したことやインターネットが普及したことなどから、ファッションの分野は多様化の時代を迎えた。ローラライズ・ジーンズ、ニーハイブーツ、ロリータファッションなどが流行した。
2. 1976 年に雑誌『ポパイ』が創刊された。創刊当初は西海岸特集としてアメリカの生活スタイルを日本に紹介するものだった。現在ではファッションやインテリア、旅行な ど様々な情報を発信している。これからは電子書籍化も視野に入れている。
(2)塩野グループ
課題本『女と金』
発表者:塩野、戸張
発表範囲:1.後半部分のまとめ 2.1980 年~2010 年までの女性の雇用について
【概要】
1. 働く女性たちは時代とともに現実的な生活感覚を身に付けるようになっていった。OLやキャリアウーマンとは異なった、働く女性像が誕生した。
2. 女性の雇用には大きな波が存在した。もともと女性は「花嫁修業OL」として働くのが一般的であったが、時代の流れとともに「働き続けるOL」へと変化した。1990年以降、女性の正社員が減り、契約や派遣といった非正規社員として働く女性が増えた。
(3)山本グループ
課題本『戦後ファッションストーリー1945-2000』
発表者:山本
発表範囲:ファッションの四極化時代
【概要】
低価格志向の時代でもコンサバ系の需要が消えることはなかった。ストリート・ファッションは明確なメッセージを持っていなかったため、若者たちはカリスマという存在に縋るようになった。90年代以降、第四世代のデザイナーが活躍した。
(4)竜石堂グループ
課題本『アップルパイ神話の時代』 発表者:佐藤
発表範囲:アップルパイ神話の時代最終回
【概要】
おふくろの味は、「不在」または「非現前」と仮構された物語によって成立する。大量生産品が拡散を進める時代において、人々は加工食品がおふくろの味と認識するようになった。
2.夏合宿の準備
それぞれ班に分かれてテーマについての話し合いをした。
先生からのアドバイス
作業の進め方において、以下の二点の方法で話し合いを進めると良い。1.全員で同じ作業をして擦り合わせをする。2.全員で違う作業をした後、共有する。
漠然としたテーマから具体的なテーマにするには、ネットの情報だけでなく、それについて書かれた文献を活用してテーマを絞っていくと良い。
3.反省
今週で輪読が終了したので、夏合宿に向けて積極的に準備を進めていきたい。まずは、各班のテーマ決定を最優先に活動を進めていく。
以上
文担当:和田
編集:井土
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