2012年度:問題分析ゼミ[7]

2012年度の問題分析ゼミ第7回の概要です。

日時:2010年5月22日(火)16:20〜20:30
会場:明治大学リバティタワー9階1098教室
参加者:全21名
 江下、高橋、舘班G(5)、中村G(4)、政岡G(5)、神谷G(5)
欠席者:1名

1 はじめに
今週の輪読本より発表スタイルの変更(前に出てスライドを見ながら発表)

2 ブックレビュー
神谷『ポスト消費社会のゆくえ』(辻井喬・上野千鶴子、文芸春秋、2008)
大衆消費社会から個人消費社会への変遷をたどる。

渡辺『データの罠』(田村秀、集英社、2006)
世論調査は客観的に見えるが、疑いの目を持ち、手法に目をむけるべきと論じる。

青柳『インターネットが変える世界』(古瀬幸広・広瀬克哉、岩波書店、1996)
インターネットコミュニケーションがどのように作られたか論じている。

小森『無料ビジネスの時代』(吉本佳生、筑摩書房、2011)
消費者に消費を促す無料ビジネスの手法と現状について述べている。

舘『テレビ進化論』(境真良、講談社現代新書、2008)
テレビ産業はどのような要素で成り立つのか、産業的な視点で論じる。

程『セクシィ・ギャルの大研究』(上野千鶴子、光文社、1982)
女性の姿勢や行動にはメッセージを意図的に発信できる力がある。広告を研究対象に、その事例を探る。

兼子『企業ドメインの戦略論』(榊原清則、中公新書、1992)
企業においてドメインの定義は欠かせないものであると論じる。

安西『出版大崩壊』(山田順、文春新書、2011)
2010年を電子書籍元年とし、出版不況の失敗例をたどる。

加藤『お買い物の経済心理学』(徳田賢二、ちくま新書、2011)
値ごろ感をテーマに買い物をして失敗から学ぶことで、損失をうまく避けられる上手な買い物ができるようになると述べている。

政岡『世論の曲解』(菅原琢、光文社新書、2009)
調査・分析報道は一面的であり、様々な分析方法をもって問題をとらえるべきである。

渡辺『明日のテレビチャンネルが消える日』(志村一隆、朝日新書、2010)
日米のテレビチャンネルを比較し、テレビの危機について論じる。

川島『テレワーク』(佐藤彰男、岩波新書、2008)
通常の会社体系ではなく、在宅勤務やモバイルワークを推奨している。

湯浅『IT革命』(西垣通、岩波新書、2001)
ブロードバンド新時代の到来により人々の生活にも変化が起こった。新しいネット社会のビジョンをITの観点から述べる。

下山『Facebook 世界を制するソーシャルプラットフォーム』(山脇伸介、ソフトバンク新書、2011)
SNSは人と人を超え、モノやお金をもつなぐ一つの強大な流通網だと述べている。

3 輪読
(1) 舘グループ
課題本:『メディア産業論』(湯浅正敏ほか/著、有斐閣、2006)
発表者:上田
発表範囲:第1章
【発表の概要】
・地域免許制度があるため、電波は県を超えることができず、したがって放送局の放送権も県をまたぐことはない。
・今後は、光ファイバーによるIP再送信が多様されることになると考えられる。
・放送産業にも能力が必要である。

(2) 神谷グループ
課題本:『現代ニュース論』(大石裕/著、有斐閣、2000)
発表者:今村
発表範囲:第1章、第2章
【発表の概要】
・現代ではジャーナリズムが大きな力を持ち、ニュースの域を超え、社会的出来事まで意図的に作られるようになった。
・ジャーナリズムによって作られたニュースは、環境監視・世論形成・教育という3つ機能を担う。これらは、人々をとり巻く環境情報を著しく拡大させ、またジャーナリズム組織に対する批判の基盤をも作った。

(3) 政岡グループ
課題本:『日本のマスメディア』(春原昭彦ほか/著、日本評論社、2004)
発表者:中川
発表範囲:第1章
【発表の概要】
・マスメディアは近代化とともに発展し、世論形成に大きく影響を与えてきた。
・必要不可欠となったマスメディア媒体は、供用物ではなく個々で持つようになり、新たなマスコミュニケーションの図式が生まれた。

(4) 中村グループ
課題本:『マスコミュニケーション概論』 (清水英夫ほか/著、学陽書房、2009)
発表者:佐藤
発表範囲:第1章
【発表の概要】
・マスメディアは人々の生活に密着し、社会に対し強い影響力を持っている。
・マスメディアの持つ意味は、マスコミュニケーション効果研究が大部分を占めている。

4 反省、アドバイス
・発表の際は、顔と手をうまく使い表情に富んでいることが望ましい
・スライドはタイトル4項目に1まとめが最適
・一文一行を徹底すると見やすい

文担当:大西
編集:上田