2016年度:問題分析ゼミ[2]

2016年問題分析ゼミナール第二回の概要です。

日時:2016年4月19日16:20〜19:20
会場:グローバルフロント3階 403N
参加者:22名 江下、高橋、李、山本G(5)、塩野G(5)、竜石堂G(5)、檜垣G(5)
欠席者:0名

1 輪読
(1)竜石堂グループ
課題本:『アップルパイ神話の時代』(原 克/著、岩波書店、2009)
発表者:窪田
発表範囲:第1章後半(P28〜P47)
【発表の概要】
1920年代後半、アメリカの広告会社は、電化製品を駆使して家事をこなせる「できる女」と手がきれいな「かわいい女」という2つの要素を持ち合わせた女性こそが「モダンな主婦」であり、幸せになれるというイメージ戦略を図った。

(2)塩野グループ
課題本:『女と金 -OL財布事情の近代史-』(宮川 真紀/著、アストラ、2013)
発表者:塩野
発表範囲:2.仮想ワーキングウーマン
【発表の概要】
男女雇用機会均等法によって、女性の初任給、給与、業種が増えた。時代の変化に伴い、女性誌は女子大生向けのものと働く女性向けのものとに細分化された。雑誌が「貯蓄」「投資」への意識を促したことにより、働く女性たちのお金に対する意識は変わったが、ルーズさは助長された。

(3)山本グループ
課題本:『戦後ファッションストーリー1945-2000』(千村 典生/著、平凡社、2001)
発表者:山本、井土
発表範囲:第2章(P29〜P74)
【発表の概要】
戦後、各地でファッションショーが開催されるようになり、日本人のファッションに対する意識が高まった。当時の若者たちは映画に登場するファッションに影響を受けた。パリのオートクチュールは次々と革新的なスタイルを発表していった。

(4)檜垣グループ
課題本:『ストリートファッション1945-1995』(PARCO出版、1995)
発表者:岡田、佐藤絵
発表範囲:ストリートファッション 50年代
【発表の概要】
戦後の日本は、「もはや戦後ではない」と言われるほどにめざましい経済発展を遂げた。テレビなどのメディアが成長するとともに、ティーン独自の文化が勢い付いた。映画の登場人物や歌謡ショーの出演歌手を模したファッションが若者たちの間で一時的に流行した。

2 レジュメについて
・文のつながりを意識する
→音読してみる。音読をすると不自然なとこがひっかかる。
・「行う」など意味の広い動詞をなるべく使わない。
・数字は半角

3 反省
前回の発表で受けた質問に回答を準備していた班は檜垣グループしかなかったので、そこも忘れないようにする。
以上

文担当:山本班 芦田
編集:井土