2016年度:問題分析ゼミ[15]

2016年度の問題分析ゼミ第15回の概要です。

日時:2016年10月4日16:20~21:30
会場:リバティータワー13階1138教室
参加者:江下、高橋、塩野(3)山本(3)竜石堂(4)檜垣(5)
欠席者:5名

1.個人研究のテーマ決め、進捗報告
塩野班テーマ「流行」
江川:パリとオリーブの関係
・リセエンヌがオリーブの中でどのように使われているかファッションページを中心に調査
・1983年秋頃から紙面にリセエンヌが登場
・実際のパリ女子と雑誌上との乖離
和田:雌ガール
・雌ガールの概念を明確化するため「~系」雑誌を調査
・雌ガールは「ar」において繰り返し使われる言葉であるのに対し、ほかの「~系」は一度きり
・しかし「ar」においても初期にはこのような傾向はみられない。
塩野:絶食系男子
・若者特に男性の恋愛離れの原因を探る
・対象は「ゼクシィ」「たまひよ」などを想定
・現段階において恋愛離れは、恋愛における自分中心てきな価値観によるものと推測
山本班「恋愛」
山本:結婚観
・結婚観の中でもどの要素で絞り込んでいくのか検討中
・また資料選びの基準も検討中
井土:アイドルグループがメンバーの仲の良さをアピールするようになった理由
・2010年を境に傾向が変化している
・ファンの思考が、アイドルメンバー同士の擬似恋愛への関心に変わっているのではと推測
芦田:恋愛アプローチとメディア
・男子大学生の恋愛事情とケータイの普及には関連があると推察されたため、そこに配慮し雑誌を選定
・メンズノンノには恋愛特集が長期で掲載されているので。調査対象として想定している。
竜石堂班「雑誌とサブカルチャー」
岡野:キモかわいい文化
・キモかわいいの原点は「アンガールズ」と想定
・雑誌を使いキモかわいい登場の因果関係とその年代を調査予定
竜石堂:メイクについて
・ポイントメイクで箇所を特定し研究予定
・社会問題や年代別の調べる案もあり
河合:オリーブと渋谷の関係
・サブカル女子やオリーブの関連性を研究予定
佐藤匠:アニメ雑誌におけるヒットコンテンツの研究
・御三家と呼ばれる雑誌を研究しヒットコンテンツの共通点を研究予定
檜垣班「化粧と美意識」
大西:銀座女子
・首都圏情報誌を調査し銀座女子と呼ばれる、像の研究
檜垣
・女性誌における化粧広告を観測し、売り文句などを研究予定
佐藤絵里:化粧と社会的属性
・明治大正、戦前戦後などそれぞれの時代における化粧に注目し、社会背景を分析予定
岡田:もてメイクについて
・雑誌別の特徴をおさえつつ、もてメイクと流行メイクの比較研究の予定
佐野:オルチャンメイク
・日本における流行の起源とその経路の研究
 
2.先生からのコメント
・雑誌研究において「雑誌自体を研究する」なのか「雑誌を使って研究する」なのかを明確に
・テーマ決めでは時間的制約を考慮して、現実的なものを見据える
・IS-A  HAS-Aを考える
 
3.今後の課題
各自アドバイスされたことを意識しながら個人研究をすすめる。
 
以上
文担当:佐藤匠
編集:窪田