2018年度:問題分析ゼミ[6]

2018年度の問題分析ゼミ第6回の議事録です。

2018年5月22日(火)15:20〜19:30
明治大学リバティタワー13階1131教室
参加者19名 江下、高橋、星野G5名、山本G4名、中島G6名、土屋G4名
欠席者3名

1 連絡事項
・オープンキャンパスのバイト募集
・句読点の使い方、文の並び方について

2 グループ発表
⑴ 山本グループ
映像文化の社会学
白取
4部13章 心霊現象
映像文化が発展するにつれてその技術が心霊現象の記録に使われるようになった。(その現象が事実かどうか定かではなく、ほとんどが工作だと証明されている)時差に恐怖を覚える心霊写真から始まり、Jホラーや心霊ビデオが登場した。インターネット上にも心霊現象は登場し、統御が不可能になっている。

⑵ 中島グループ
アイドル/メディア論講義
鈴木、幸、嘉山
1−3章
1980年はアイドル、メディアの歴史において大きな分岐点だった。山口百恵と松田聖     子がアイドルグループの「卒業」制度を確立させた。
1980年以降はネオTV化が進みメディアが前景化した。役より俳優が前景化するようになり、視聴者との間に複合的なコミュニケーションが生まれた。
時間的な意味で捉えると、映画とスター、テレビとタレントは分類することが可能である。前者は「遅れ」が価値になり、後者は「イマココ」の共有が価値になる。

⑶ 土屋グループ
ギャルと不思議ちゃん論
太田、興梠
1−2章
女子大生から女子高生にブームが移ったのには「おニャン子クラブ」による「アイドルの素人化」などの背景があった。
明治時代から続く「少女」という価値観が変化し形骸化したことによってコギャルが誕生した。彼女たちは自分が持つ価値に自覚的であった。

⑷ 星野グループ
ギャルと「僕ら」の20年史
美濃和、渡辺
1−2章
1995年、主婦の友社から発売された『Cawaii!』は徹底的なリサーチによる女子高生の等身大をリアルに映し出した。素人モデルの採用、セレクトショップとのタイアップなど編集長荻野がとる戦略はことごとく成功し、『Cawaii!』はティーン誌の中で大きな存在になっていった。

3 反省
 やはり一人一人の発表時間が長い。当初先生がおっしゃっていたように、1班20分という目安をしっかり心がけるべきだと思った。

文担当:渡辺
編集担当:美濃和