2019年度:問題分析ゼミ[5]

2019年度の問題分析ゼミ第5回の議事録です。

日時:2019年5月28日(火) 15:20〜19:10
会場:明治大学リバティタワー16階 1168教室
参加者:17名
江下、高橋、齋藤G(5名)、佐藤G(5名)、高野G(5名)
欠席者:0名
早退者:2名

1. 連絡事項
・パワーポイントの基本形について

2. グループ発表
(1) 高野グループ
・発表者:田村、佐伯
・課題本:『音響メディア史』(谷口文和(他)著、ナカニシヤ出版、2015)
・発表範囲:1章、2章、3章、4章

[概要]
1章、2章
今日の生活における「音」は音響メディアの発達によって成り立っているが、それは突発的な技術革新によるものではなく、音の研究という歴史的系譜が存在し、その集約として現在の我々に届けられている。

3章、4章
エジソンのフォノグラフを受け取った人々の反応は、蓄音機による再生音を「機械の音」として受け取っていた最初期の段階から、この機械が介在しているという事実を少しずつ透明化していった。また、録音技術は人間の声という対象と結びついていった。

(2) 佐藤グループ
・発表者:金武、大倉
・課題本:『ビッグ・ピクチャー』(エドワード・J・エプスタイン 著、早川書房、2006)
・発表範囲:1章、2章、3章、4章、5章

[概要]
1章、2章
スタジオこそが全ての主導権を握っていた1947年から映画だけでなくそこから付随してくる多種多様なビジネスに携わるようになる現代まで映画業界は様々な変化を余儀なくされてきた。その歴史には六大エンターテイメント企業"ビックシックス"と七人の立役者が大きく関わっていた。

3章、4章、5章
ハリウッドのスタジオは世界の重要な商業市場へと支配を広げ、海外製品を"アメリカ化"していった。そしてスタジオ間で協力関係を結び、利益を得ていた。また、今日のスタジオは主としてサービス組織といえるような役割を担っている。

(3) 齋藤グループ
・発表者:颯田
・課題本:『刺さる広告』(レックス・ブリッグス 他 著、ダイヤモンド社、2008)
・発表範囲:4章、5章

[概要]
第4章
現在のマーケティング組織にはいくつかの問題点がある。マーケターと広告代理店の構造や意識が異なる点、客観的な視点を取り入れず次に活かす工夫がされていない点だ。

第5章
まず、広告を作る作業は終わりがみえない上に、成功率が低く、必要性が疑われていることを話す。次に、それでも広告が大切な価値をもたらすことを主張する。最後に広告が企業価値を高めてくれることを説明する。

3. 反省
質疑応答などの意見交換をもっと気軽な雰囲気の中行えるようにして、積極的に参加するようにしたい。

作成:植田
編集:高野