2021年度問題分析ゼミ第2回の議事録です。
日時:2021年4月20日(火)15:20-19:40
会場:明治大学リバティタワー10階 1105教室
参加者:21名
江下、高橋、摂待G(5名)、伊藤G(5名)、田中G(5名)、金内G(5名)
欠席者:0名
遅刻者:0名
1 グループ発表
(1) 金内グループ
発表:早川
課題本:岸志津江ほか『現代広告論 第3版』有斐閣(2017)
範囲:第4章―第6章
[概要]
第4章 広告計画の構造と調査
▸広告計画
▸広告調査
▸二次調査、一次調査
▸マーケティング・コミュニケーション
第5章 広告戦略の立案
▸広告戦略
▸広告目標の設定
▸ターゲット・セグメントの設定
▸ブランドのポジショニング
第6章 広告予算の決定方法
▸日本の広告費の規模
▸広告予算の決定方法
▸広告予算
▸マーケット・シェアと広告費の関係からの予算
(2) 田中グループ
発表:村上、鈴木
課題本:青木幸弘ほか『消費者行動論』有斐閣(2012)
範囲:第3章―第5章
[概要]
第3章 消費者行動研究の系譜
近年、消費者行動研究の発展が目覚ましく、数多くの研究が行われると同時に、多くの研究成果を残してきた。故に、その全貌を明かすことは困難であるため、購買行動を分析する際に課題となる、「なぜ購入するのか(Why)」、「何を購入するのか(What)」、「どのように購入するのか(How)」の三つの観点から消費者行動を分析する。
第4章 消費行動と消費パターンの分析
家族や家計の構造面や意識面との関連性を強調しつつ、消費様式の選択メカニズム、そして消費パターンを分析する際の視点や枠組みの整理を行う。消費行動を分析するには時間コストをはじめとした様々な要因をふまえたうえで消費様式の選択メカニズムを解き明かすことが重要である。
第5章 消費者行動の変化とその諸相
消費者の置かれる環境要因の変化が生活構造、生活意識の変化を経由して消費行動や購買行動に影響を与え、その結果として消費の多様化を引き起こすメカニズムを取り上げる。また、インターネットの普及により変化する消費者の行動に焦点を当てる。
(3) 伊藤グループ
発表:一山、伊藤
課題本:和田充夫ほか『マーケティング戦略 第5版』有斐閣(2016)
範囲:第4章―第7章
[概要]
第4章 市場データ分析
マーケティングにおいてデータ分析は欠かせない。本章ではどのようにデータを収集して、測定をするのかについての基礎知識を理解する。そのうえで、測定された尺度を利用した分析手法を紹介する。
第5章 消費者行動分析
マーケティングにおいて重視されるのは、「消費者」である。消費者行動分析は、19世紀末から20世紀初頭の広告研究から始まった。消費者行動分析は消費者の行動や意識への理解と、消費者のインタラクション(相互作用)の二つの局面から分析することができる。そして、現在の高度消費社会では、新たなパラダイムの重要性が高まっている。
第6章 競争分析
企業が収益を上げていくためには、競争環境を把握し、対処していかなければならない。そのため、企業は参入業界の競争構造を理解し、具体的な競争戦略を策定する。さらに、近年の業界の競争においては、個別業界の枠組みを超えた新しい競争の方向性が期待される。
第7章 流通分析
日本型流通モデルは、小売段階での低生産性、卸売段階のシステムによる高流通費用が指摘されてきた。しかし、わが国の流通構造は小売段階、卸売段階ともに変化しており、これらの指摘は解消されつつある。さらに、この変化はメーカーと流通業者間の取引関係にもさまざまな影響を与えている。
(4) 摂待グループ
発表:摂待
課題本:田中洋『消費者・コミュニケーション戦略』有斐閣(2006)
範囲:第3章―第4章
[概要]
第3章 消費者間の相互作用―口コミを中心に
消費者は、マスメディアの情報とあわせて口コミをはじめとした他の消費者からの情報を利用しながら意思決定を行っている。そして現在、インターネットの普及により消費者を取り巻く情報環境は大きく変化している。従来とは異なる能動的な消費者を前提とした新しい枠組みの中でマーケティングを再考する必要がある。
第4章 インターネット時代のマーケティング・コミュニケーション
インターネット時代の今だからこそ、リアルとヴァーチャルを独立させるのではなく、リアルとインターネットを介したヴァーチャルの二つの世界が相互に影響し合って存在していることを念頭に置く必要がある。マーケティング戦略の視点からこのことを考えると、従来の、「顧客の問題解決に貢献できる製品やサービスの価値を考え提供する」という家庭に、メディアを介してアクティブな除法処理を行う顧客の特性を包含するべきだということがいえる。
(概要は各レジュメより引用)
2 反省
今回の発表は非常に長時間に渡って行われたため、後半は少し疲れが伺われた。
作成:荒川
編集:田中