2023年度:問題分析ゼミ[11]

2023年度問題分析ゼミ第10回の議事録です。
日時:2023年7月4日(火)15:20-18:50
会場:リバティータワー1141教室
参加者:14名
江下、許田G(3名)、阿部G(3名)、内山G(3名)、福井G(4名)
欠席者:5名
遅刻者:1名
早退者:5名

1 グループ発表
(1)許田グループ(1班)
・発表者:鈴木
・課題本:永田大輔、近藤和都、溝尻真也、飯田豊『ビデオのメディア論』(2022年)
・発表範囲:第5章『レンタルビデオ店という文化装置』
【概要】
【小規模、レンタル料高く、アダルスティック、短い貸し出し】であったビデオ店を、【豊富なジャンル、安価、子供も連れて行ける、長い貸し出し期間、新旧作が豊富】に変化させた。

(2)福井グループ(4班)
・発表者:福井
・課題本:菊池清磨『歌謡曲変遷史』(2021年)
・発表範囲:第4章『J・ポップの成立』
【概要】
CDが与えた影響
・芸能プロダクション
・音楽の原点であることが再認識され、ライブの大規模化
・シンガーソングライターの誕生
(コストの削減のおかげで自主制作が可能に)

1990年レコード大賞
演歌・歌謡曲、ポップスロック
に分かれる➡︎演歌の衰退
・言葉から発する演歌の心情に違和感
・90年代の女性から見た女性像とのズレが生じる
・自分の感性にフィットした音楽が選択されるようになった
(3)内山グループ(3班)
・発表者:菅井
・課題本:春日太一『大河ドラマの黄金時代』(2021年)
・発表範囲:第6章『二つの三部作』
【概要】
・近現代路線大河の始まり
『山河燃ゆ』(1984年),『春の波濤』(1985年),『いのち』(1986年)
・新大型時代劇が始まる
※制約のある大河ドラマとは異なる
『宮本武蔵』、『真田太平記』、『武蔵坊弁慶』

(4)阿部グループ(4班)
・発表者:阿部
・課題本:加藤裕康『ゲームセンター文化論』(2011年)
・発表範囲:補章 第1,2章『日常写真ブームとプリクラ』
【概要】
・「プリクラ/をはじめとした90年代の日常写真ブームは写真の意識の変容をもたらした
・日常写真は社会が流動的なものになったことで人間
関係が希薄化した社会への対抗手段
・いまや写真は単なる過去を表す道具のみならず現在の関係を支えるコミュニケーションツールと化した

2 反省
特になし。

作成:石田
編集:内山