2024年度:問題分析ゼミ[6]

2024年度問題分析ゼミ第6回の議事録です。

日時:2024年 5月 21日 (火) 15:20 - 18:50
会場:リバティータワー1141教室
参加者:18名
江下、川西G(名)、加山G(名)、武川G(名)、茂木G(名)
欠席者:1名
遅刻者:2名

1 グループ発表
(1) 茂木グループ
・発表者:佐々木
・テーマ:大学生が夏休みの旅行先として選ぶ場所とその選択の理由
・概要:大学生の夏休みの旅行先選定理由をリサーチする。期間は明治大学の夏休みを対象とし、国内外の宿泊旅行に限定する。仮説として、女子はSNSのリール、男子は温泉やサウナを求める傾向があるとし、SNSの利用が少ない旅行先は選ばれにくい。また、海外旅行の理由は自発的なものと友人からの影響が半々である。リサーチを通じ、大学生の情報環境と行動パターンの共通性を明らかにする。沖縄や北海道を除く結果や旅行計画の開始時期も検討する。

(2) 武川グループ
・発表者:吉田
・テーマ:映画館とサブスク視聴のコンテンツ選択基準
・概要:映画館では手間とコストがかかるため、ユーザーは音響重視や話題性のある映画を選ぶ傾向がある。一方、サブスクはアルゴリズムによる推薦が活発で、ギャグやじっくり見られるジャンルが好まれる。仮説として、サブスクのコンテンツ選択は主にアルゴリズムに依存し、ユーザーの動機、オリジナル作品の影響、プラットフォーム選択基準、外部要因の影響を調査する必要がある。結論として、サブスクは個人化された推薦が重要で、今後さらに細分化が求められる。
・コメント:学生に絞ったほうが良さそう、料金的制約について、サブスクは普遍的なのか、サブスク以外でも映画を見るのか、

(3) 香山グループ
・発表者:山舘
・テーマ:SNS間の違い
・概要:Instagramの利用者は若い傾向にあり、Facebookの利用者は、前者に比べて年齢が高い傾向がある。Instagramは短文と写真の共有が特徴で、LINEやTwitterに慣れた若者に人気だ。各SNSを分析し、次に流行るSNSは短時間でコンテンツを消費する若者に親しみやすいYouTubeのshort動画やTikTokのようなプラットフォームになると予測する。
・コメント:SNSとは何かを再定義する必要がある、socialとは何か、学生はSNSを使い分けているのか、意味微分法について、階層分析法について、コンジョイント分析について、

(4) 川西グループ
・発表者:大橋
・テーマ:社会状況を反映するドラマ
・概要:学園ドラマは家族形態の変化を反映し、時代ごとの社会問題を描いてきた。1965年の「青春とはなんだ」から始まり、60年代は熱血教師とスポーツ交流、70年代は生徒間の恋愛、80年代はスポーツといじめ、90年代はいじめや体罰解決、2000年代以降は恋愛や部活動が増加。調査により、学園ドラマが描く社会問題と実際の社会問題の関係性を明らかにすることを目指す。
・コメント:学園を取り巻く社会問題とは何か(ブレインストーミング)、中高生の時に学園ドラマを見ていたのか

2 グループ発表
(1) 茂木グループ
・発表者:小越
・テーマ:大学生が春休みの旅行先として選ぶ場所とその選択の理由
・概要:期間を夏休みから春休みに変更。県名など大きな目的地と、スポットという小さな目的地の2つの情報を収集する。旅行先のカテゴライズ、目的地のカテゴライズ、目的地にならない場所、男女の違いなどを分析する。
・コメント:春休みのほうが本当にやりやすいのか、アンケート調査は補助的にするべき、身近の詳細な事例から集めたほうがいい

(2) 武川グループ
・発表者:武川
・テーマ:映画館以外で映画を見るツール。
・概要:大学生がどのように見る映画を決定するかを調べる。何を利用して視聴しているか、どのような作品か、どのような基準で選ぶのか等という問いを立てる。
・コメント:茂木グループと同様に、身近の詳細な事例を集めるべき

(3) 香山グループ
・発表者:山舘
・テーマ:役割が似たSNSとその他媒体を比較する。
・概要:SNSを限定することで、SNSを再定義することなく分析する。

(4) 川西グループ
・発表者:大橋
・テーマ:社会状況を反映するドラマ
・概要:社会問題の上位概念がどのように変化していったのかを調べる。
・コメント:新聞記事の掲載件数を調べてみると良い。

作成 小川
編集 川西