日時:2024年10月15日 15:20 ~18:50
会場:リバティータワー1141教室
参加者:17名
江下、武川G(3名)、香山G(5名)、川西G(4名)、茂木G(5名)
欠席者:3名
遅刻者:2名
早退者:0名
1.ガイダンス
本日から、グループで話し合った内容をスライドで作成し発表するという形になった。
全員が発表できるように、順番で回していく。
【手順】
・時間内に行うTo Doリスト・論点を決める。
・話し合った過程についてスライド2、3枚でまとめる。
・話し合った内容の量によって調節すること。
・話し合いの結果、結論が出せる場合はそのスライドを作成する。
・最後に次にやること、今後の課題や展望についてのスライドを作成する。
・4、5行で文章の形で作成すること。
【作成上のポイント】
・キーワードではなく、文章の形で作成すること。
・キーワードで作成した場合、時間が経った時に詳細に思い出すことができない。
・文章の形に整理することは、今後自分の力になる。
2.グループワーク
各グループに分かれ話し合いを行った。
3.グループ発表
①川西G(発表者:小林)
〈論点〉
・各自分担した箇所の整理
・森田と連絡を取り、担当箇所の共有をグループ内で行う。
・論の流れの再確認
・何が必要で何が不要なのか
・グラフからわかることを議論
〈結論1:分担範囲の整理〉
・大橋:スライドの整理、下位層の確認
・川西・小林:ドラマ6話のスクリプト作成・グラフ作成
・サイ:上位層のコミュニケーション能力が高いという追加の結果を得ることができた。
・カーストの形成要因として、メディアがカーストを広める一因となっている。
・具体的な行動は、先行研究とほとんど同様であった。
〈結論2:論の流れの整理〉
・ドラマは果たして現実を反映するものなのか。
・現実に起こる問題を反映するが、解決方法に関しては現実を反映せず理想的に語っているのではないか。
・理想的に語ることでドラマ自体が人気に繋がる要素となるという考察にする。
・「3年A組」を選んだ補強材料として、人気の解明というサブ的な要素も加える。
〈結論3:何が必要で何が不要なのか〉
・必要なこと
・スクールカーストの解消が理想論であると主張するための論文
・スクールカーストの解消は難しいという先行研究
・現実のスクールカースト形成のプロセス
・ネットワーク分析
・不必要なこと
・ドラマツルギー分析
〈今後の課題〉
・「3年A組」を選ぶ理由づけになる根拠を探す。
・ネットワーク分析が必要・妥当であるという証明を行う。
・ドラマ内での階層の特徴を把握する。
・引き続き必要な要素の逆算を行う。
②茂木G(発表者:小越)
〈To Do〉
・ゼミで収集したアンケートの分析を行う。(小越、布施、横谷)
・1992年版と2025年版の旅行雑誌「るるぶ 沖縄」の比較を行う。(佐々木、茂木)
〈過程〉
・ゼミで収集したアンケートの分析を行った。
・GoogleフォームからExcelのスプレッドシートに回答を出し、ピボットテーブルを用いて分析した。
・「旅行のメディア行動には男女差がある」という仮定を補強するために、男女で分け、「日帰り「1泊2日」「2泊以上」に関して、旅行前に使用するメディア媒体、旅行中に使用するメディア媒体に関するデータを分析した。
■日帰りで行く国内旅行先
・女性:鎌倉:5件 川越:2件 箱根:1件 宇都宮:1件
・理由:グルメ目的が多い→「○○が食べたい」といった明確な目的が少ない
手軽さ
体験できる
グルメや観光地が多い
・男性 日光:3件 熱海:2件 鎌倉:2件 箱根:2件 奥多摩、秩父、草津、甲府、ドイツ村(千葉)
・理由:温泉に行きたい
女性と比較して、「○○がしたい」という明確な目的が多い
ドライブができる距離である
■旅行先を決める際に使うメディア媒体
・女性:Instagram(ストーリーズ):1件
Instagram(フィード投稿):5件
Instagram(リール動画):3件
X(旧Twitter):1件
TikTok:3件
YouTube:1件
旅行サイト:2件
友人・知人の話を聞いて:1件
・男性:Instagram(ストーリーズ):1件
Instagram(フィード投稿):1件
Instagram(リール動画):1件
TikTok:1件
YouTube:1件
旅行サイト:3件
旅行雑誌:2件
友人・知人の話を聞いて:7件
・上記のような分析を「1泊2日」「2泊以上」も同様に行った。
・1992年版と2025年版の「るるぶ 沖縄」の比較を行った。
・紙媒体をスキャンして形態素解析を行った。
・西海岸についての特集ページを調査した。
・雑誌の表紙や紙面の書かれ方などの違いを調査した。
〈結論〉
・旅行先を選定するために使用するメディア媒体に関して、男女差が見られた。
・例えば、「日帰り旅行」の場合、女性はInstagram(投稿)を使用する割合が高い。さらに、女性はInstagramを使用する割合が男性に比べて高い。一方、男性は「友人・知人の話」を参考にする人が非常に多いことがわかった。
・雑誌に関して、2025年度版は写真がメインで文字量が少なく、一方で1992年版は新聞記事のような文字量で紹介している宿やお店などの電話番号が全て記載されている。
・形態素解析を行ったところ、2025年度は「おいしい」「たのしい」「うれしい」「ほしい」など人の感情や体験に関する形容詞が多くみられた。
〈次にやること〉
・男女差を「見てわかる」ように%表示のグラフを作成する。
・アンケートの結果が12件で回答数が少ないため、他の友人に共有し回答数を増やす。
・アンケート項目の2つ目である、Instagramのフィード投稿写真の分析を行う。
・沖縄の「中部」と「グルメ」のページの比較を行い、どのような差が見られるのを調査する。
③武川G(発表者:キム)
〈To Doリスト〉
・テーマの再設定を行った。
・合宿での課題を踏まえてどうするか。
・日韓での違いはどうなのか。
・サービスとコンテンツのどちらに着目するのか。
・サービスとコンテンツに関するデータを収集することが難しく、大きな差は見られないため。
〈結論〉
・恋愛リアリティーショーの日韓比較を行う。
・日本『LOVE TRANSIT』と韓国『乗り換え恋愛』、日本『ボーイフレンド』と韓国『ボクらの恋愛シェアハウス』の作品で比較を行う。
〈今後の展望〉
・具体的な作品決めを行う。
・先行研究を調べる。
・具体的にどのような点で違いが現れるか仮説を立てる。
・日韓の恋愛観、シナリオの作り方、文化の違いなど最低5つほど仮説を立てなければならない。
・調査方法の選定を行う。
④香山G(発表者:小川)
〈To Doリスト〉
・比較する地域の選定を行う。
・地域を選んだら、その地域のホテルを選定する。
・プログラミング方法であるオクトパスについての学習を行う。
・データから読み取れることの考察を行う。
〈過程〉
・地域の選定を完了した。
・観光旅行客が訪れる地域の上位・下位のそれぞれ5つにした。
・ホテルの選定を完了した。
・ホテルサイトの口コミランキング上位3つを選定した。
・徳島県(下位3位)、東京都(上位1位)を調査している。
・徳島県は、「アメニティ」「清潔感」「チェックイン」「フロント」などホテルの質に関する名詞が多い。「広い」「使いやすい」という形容詞も頻出している。
・宿泊目的の観光者が多いのではないか。
・東京都は、「大浴場」「エレベーター」「高層」などホテルの立地や利便性に関する名詞が多い。「狭い」という形容詞は東京のみである。
〈今後の課題〉
・地域の選定に関して、上位・下位のそれぞれ3つにすることにした。
・プログラミングを実行する。
・データのテキストマイニング化を進める。
・オクトパスについての学習を行う。
・データから読み取れることを考察する。
・各自最低5つ以上は意見を出せるようにする。
作成 小越
編集 川西